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帯状疱疹

症状別2025.03.10

体の左右どちらか片側の神経に沿って水泡が帯状に出現
✔左右どちらかにピリピリした痛みやかゆみを感じる
✔過労やストレスを感じている

帯状疱疹は、体の中に潜んでいた水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。子どもの頃に水痘にかかり、治った後も体の神経節に潜んでいたウイルスが、加齢や病気、強いストレスなどの影響で、免疫力が弱まると再び活動をはじめ、帯状疱疹として発症します。

主な症状は、ウイルスが感染した神経が支配する領域の皮膚に、疼痛と水疱(水ぶくれ)を伴う赤い発疹が現れます。合併症として、皮膚病変が治癒した後に疼痛が残存し、数か月から数年持続する「帯状疱疹後神経痛」等があります。こういった合併症を起こさないためためにも早期の治療が必要になってきます。

帯状疱疹に罹患した方には、抗ウイルス薬の投与により、ウイルス排出期間の短縮、新規皮膚病変の出現抑制、皮膚病変の治癒の促進効果、疼痛期間の短縮と重症度の低減効果、帯状疱疹後神経痛の発症頻度を減少させる効果が認められます。抗ウイルス薬は皮疹出現後 3 日以内に投与がなされることが望ましく、 遅くとも 5 日以内に投与を開始します。

帯状疱疹の発症には、免疫機能の低下が関係していることが知られています。加齢や疲労、ストレスなどによって免疫機能が低下すると、潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再び活性化しやすくなります。また、健康な高齢者でも、加齢により免疫機能が低下していると考えられます。栄養バランスのとれた食事や質の良い睡眠、適度な運動など、日頃から免疫機能の維持を心がけ、規則正しい生活を送りましょう。

 

当院では免疫を上げるための栄養指導や運動指導も行っておりますので免疫力が低下していると感じる方はご相談ください!