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頸椎椎間板ヘルニア

症状別2025.06.10

頸椎椎間板ヘルニア

✔首や肩の違和感や鈍痛

腕や指先にしびれを感じるようになった

慢性的な首の痛みがある

 首を後ろに反ると手がしびれる

 筋力低下や脱力感を感じる

 

頸椎には、脊髄という神経組織が通っています。脊髄を通して、脳から手や肩へと信号が届けられています。そして頸椎を構成する椎骨と椎骨の間には、椎間板というクッション性のある組織があります。何らかの原因によってこの頸椎の椎間板が飛び出し、神経を圧迫するのが頸椎椎間板ヘルニアです。

頚椎椎間板ヘルニア - 東京脊椎クリニック・首・腰痛治療専門

頸椎椎間板ヘルニアの原因

  1. 加齢による椎間板の劣化
  2. 長時間のデスクワークやスマホの使用
  3. 猫背や姿勢の悪さ
  4. 合わない枕の使用や寝方の姿勢

頸椎の椎間板が飛び出す最大の原因が、加齢による椎間板の機能低下です。頭部を支え常に圧力のかけられる椎間板は、身体の組織の中でも特に早く老化が進みます。

椎間板の老化によって外側の膜に亀裂が入り、中にある髄核が飛び出すことで、神経が圧迫されます。

近年は、パソコンやスマートフォン、タブレットの普及が進み、首を前に突き出したり、手元を見る時間が長くなっていますが、このことも頸椎への負担を大きくしているものと考えられます。

 

首ヘルニアの症状は、初期・中期・後期と進行するにつれ、痛みやしびれ、筋力低下などが現れます。

初期症状:軽い首の違和感や痛み

中期症状:腕や肩の痺れ

後期症状:筋力低下

椎間板ヘルニアとは? - 遠藤聡

頸椎椎間板ヘルニアの予防

・姿勢の改善

猫背ぎみの人は、普段から正しい姿勢を意識しましょう。

壁を背にして立ったとき、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとが壁に触れる姿勢が、一般に理想的と言われています。

 

・ストレッチや筋トレ

正しい姿勢を維持するには、柔軟性や筋力が必要です。高負荷の筋力トレーニングは、逆に頸椎を傷めることがあります。軽い負荷で取り組みます。

また、ストレッチや筋力トレーニングは、デスクワークで凝り固まった首回り、肩回りをほぐすことができます。

 

・パソコンやスマホ、タブレットの使用方法を変えてみる

長時間のパソコン作業をする方は、30分に一度程度、立ち上がってストレッチをしましょう。作業時の姿勢についても、首を前に突き出していないか注意してください。

スマホやタブレットを視聴する際も、手元を見る姿勢が続かないように注意してください。動画視聴の際には、TVモニターを使って、首に負担のかからない姿勢で見ることをおすすめします。

 

・枕の高さの調節

枕が合わないという方は、硬さや高さを変えてみましょう。

いくつも買って試してみるのは大変なので、まずはタオルを重ねて自分の理想の高さを調べてみることをおすすめします。

 

首ヘルニアは、生活習慣の見直しによって予防が可能な疾患です。

加齢や姿勢の悪さ、長時間のスマホ・PC作業などが原因となるため、日々の姿勢改善や適切な寝具の使用を意識することが大切です。

とくに、首に負担をかけない生活習慣を心がけるだけでも、症状の悪化も防げます。

もし違和感を感じたら、早めに対策を取れば、健康な首を維持しやすくなるでしょう。

当院でも頸椎椎間板ヘルニアの施術は可能になりますので、お困りの方はご相談くださいね。