関節リウマチ
症状別2025.11.05
✔腫れた箇所が痛い
✔朝しばらく関節が動かしにくい
✔微熱が続く
✔手が動かしにくい

関節リウマチとは
免疫の異常により関節の滑膜などに炎症を起こして腫れや痛みを起こし、進行すると関節の破壊、変形から機能障害に至る病気です。
主に手足の関節で起こりますが、内臓を侵すこともあります。
・原因
完全に関節リウマチの原因がわかっているわけではありませんが、免疫系に異常があることはよく知られています。
このため遺伝子の何らかの異常か、感染した微生物の影響か、あるいはこの両方の組み合わせによって起こるのではないかと考えられています。
その他喫煙や歯周病も関節リウマチの発症率をあげることがわかっています。

・病態
この免疫系の異常で、関節の毛細血管が増加し血管内から関節滑膜組織にリンパ球、マクロファージなどの白血球が出現します。
このリンパ球やマクロファージが産生するサイトカインと呼ばれる物質の作用により関節内に炎症反応がひきおこされ、関節の内面を覆っている滑膜細胞の増殖が起こり、痛みや腫れを起こし、関節液が増加し、軟骨・骨の破壊が進んでいきます。

・治療法
関節リウマチの治療の現在の主な目標は寛解を目指すことです。
治療法は主に薬物療法が中心で、それに加えて手術療法やリハビリテーションなどが組み合わされます。
当院でも鍼灸施術により疼痛の緩和を行うことができます。
お困りの方は1度ご相談ください。