過敏性腸症候群
症状別2024.02.13
✔ストレスを感じることが多い
✔下痢や便秘を繰り返す
✔緊張しやすい
過敏性腸症候群とは、大腸に腫瘍や炎症といった病気がないにもかかわらず、腹痛や腹部の張りなどの違和感、便通の異常が数か月以上にわたって続く状態のことをいいます。
統計上は、10人に1人程度が過敏性腸症候群に悩まされていると考えられており、その予備軍である「下腹部痛」の症状がある人は6人に1人ともいわれています。
男性より女性の方が多い、特に20〜30代の方に多い、年齢を重ねるごとに症状を訴える方が減ってくる、という特徴があります。
原因は、はっきりとはわかっていませんが現在有力なのは、ストレスなどの精神的な緊張により腸が知覚過敏になることです。
緊張や不安でお腹が痛くなるというような経験をされたことのある方もいるかもしれませんが、ストレスや緊張、不安な状態が続くと、腸の収縮運動が激しくなったり、痛みを感じやすくなったりします。
腸炎など、腸に炎症が起こると腸の粘膜が弱くなったり、腸内細菌が変化したりします。
大元の原因は精神的な緊張とは違いますが、感染症にかかった後でも、知覚機能が敏感になって便通に異常を来す場合があります。
ほかにも食物アレルギー、脂肪分の多い食事や炭水化物、乳脂肪分の多い食事など消化に負担のかかるものが、過敏性腸症候群の引き金になっている可能性があります。
過敏性腸症候群を改善するには…
食生活の見直しや鍼灸治療で腸内環境を整えることで症状改善が期待できます。
普段食べている中で腸にとって悪いものはないか、反対に足りていないものはないかを把握する必要があります。
ストレスが溜まらないように睡眠や休養を取るなど身体を休めることで負担を軽減できます。
お困りの方は一度ご相談ください!