マレットフィンガー(槌指)
症状別2025.05.01
✔指の第一関節が曲がったまま伸びない
✔指先の皮膚の変色
✔第二関節が過度に伸展している
マレットフィンガー(槌指)とは、指の末節の関節が曲がったまま伸びなくなる状態です。
指の伸筋腱が損傷しておこる腱性マレットフィンガーと、末節の骨に骨折が生じたりすることでおこる骨性マレットフィンガーとがあります。
主な症状は、指先が木槌のように見えることで、第1関節が曲がったままで痛みや腫れがあり、自動伸展は不能で自分で伸ばそうと思っても伸びません。
しかし、他動伸展は可能で手伝って伸ばすと伸びます。
病態や受傷後の経過期間によって治療法は異なります。
腱性マレットフィンガーでは一般に固定などをして保存的療法が行われます。
骨折を伴う骨性マレット指の場合には、手術を必要とすることがあります。
当院でも固定療法としてテーピングなどを利用して指を固定し、腱の修復を促しますのでお困りの際はご相談くださいませ。