反り腰
✔腰が反って痛い
✔仰向けで寝ると腰が浮いてしまう
✔下腹が出ている
✔姿勢が悪いように感じる
人の背骨は骨盤の仙骨から始まり、頭蓋骨下部にかけて構成されています。
下から仙椎・腰椎・胸椎・頚椎と名前がついており、積み木のようにバランスよく積み上がっています。
背骨はややS字を描きながら湾曲し、仙椎・胸椎は後ろ、腰椎・頚椎は前に湾曲し、衝撃が吸収しやすいようになっています。
反り腰とは骨盤が前傾し、腰椎の前弯が過剰になってしまう姿勢の状態を示します。
この状態になると姿勢が悪く見えるだけでなく、体の機能低下にもつながります。
腰が反っている=腰椎の前弯が過剰になっている状態で、腰椎の中にある椎間板の圧迫が増加し、ヘルニアの原因にもなります。
反り腰になると筋肉の使い方のバランスが悪くなります。
骨盤が前傾していることにより体幹前面(腹直筋など)と大腿後面(ハムストリングス)の筋肉が弱くなり、体幹後面(脊柱起立筋など)と大腿前面(大腿四頭筋)の筋肉が縮こまってしまいます。
それにより筋肉がうまく使えなくなり、ぽっこりお腹や腰痛の原因になります。
反り腰を治すには…
骨盤の傾きを正しい状態にし、それに付随する筋肉を鍛えて維持できるようにすることが大切です。
当院でできることは骨盤だけではなく全身の矯正をして姿勢を正しくすることです。
ただ姿勢が良くなってもそれを維持する筋肉がなければまた腰が沿ってしまいます。
そのための運動としてはプランクなどの体幹トレーニングでインナーマッスルを鍛えることが大切です。
ダンベルを持つなどして行う負荷の強い運動はアウターマッスルが鍛えられるので、姿勢を良くして体幹を鍛えるトレーニングとはまた別物です。
またヨガやピラティスなども体幹を使うトレーニングです。
当院では姿勢矯正をする他に筋トレの指導もできますので、お困りの方はぜひご相談ください!