顎関節症
症状別2024.04.01
✔あごが痛む
✔口が開かない
✔あごを動かすと音がする
こんな症状があれば顎関節症かもしれません。
顎関節症は、顎関節やあごを動かしている咀嚼筋の痛み、顎関節の雑音、開口障害あるいは顎の運動異常を主症候とする障害をまとめたものです。
大きく分けると
①あごを動かす筋肉の痛みを主な症状とするもの(咀嚼筋痛障害)
②顎関節の痛みを主な症状とするもの(顎関節痛障害)
③顎関節の中の関節円板のずれが生じるもの(顎関節円板障害)
④顎関節を構成する骨に変化が生じるもの(変形性顎関節症)
の4症状に分類されます。
治療法には生活習慣の改善、物理療法、運動療法などがあります。
当院では筋肉のマッサージ、ホットパックなどによる温罨法、低周波治療による筋肉への電気刺激、筋肉や靭帯などの柔軟性や伸張性を改善するストレッチや、関節へ直接アプローチして顎関節の動きを良くして開口量を増加させる可動域訓練、疲れやすい筋肉を鍛えて耐久性を向上させる筋力増強などで施術させて頂きます。
もちろん難治性の顎関節症もあり他の病気、例えば線維筋痛症やうつ病等が同時にある場合があります。
また、顎関節症の痛みが慢性疼痛と呼ばれる長期化した状態の方がおりますが、原因はよく分かっていません。
さらに、他の病気が原因であごの痛みや口が開かない等の症状が出ている場合があります。
そういう場合も含めて当院で施術可能か病院への照会あ必要か適切な判断をさせて頂きますので、もしお困りでしたらぜひ1度下さい。