へバーデン結節とブシャール結節
症状別2025.08.10
✔指の関節の痛み
✔指の動かしづらさ
✔変形
✔動かしずらさ
へバーデン結節とブシャール結節は名前は違いますがどちらも指の変形を伴う病気です。
へバーデン結節は指の第一関節の変形・腫れ・屈曲などが生じブシャール結節は指の第二関節の軟骨の
摩耗によって関節の変形・腫れ・屈曲などが起こります。
関節変形の原因はよく分かっていませんが、更年期に指の変形が急に進行することから女性ホルモンとの関係が注目されていいます。
女性ホルモン(エストロゲン)は関節軟骨、腱や腱鞘の保護作用があります。また、エストロゲンは骨の新陳代
にも関与しています。女性ホルモンが十分にある状態で骨・関節は健康な状態を保つことができます。
ところが更年期となると、骨や関節を守ってくれる女性ホルモンが減少するため骨がもろくなったり
関節が炎症を起こして腫れたり変形が出てきたりします。
治療は安静にすることや痛み止めの服用、テーピング、場合によってはステロイド注射や手術などがあります。
症状を緩和させたり予防するには豆腐や豆乳などの大豆食品を食べる事です
そこに含まれるイソフラボンが腸内細菌で代謝され、エクオールに変化します。
エクオールは女性ホルモンと似た分子構造なので、関節を健康に保つ女性ホルモンと同様の効果が期待出来ます。
しかしこの腸内細菌をもっている人は、日本人の50%程度とされています。
その為エクオールサプリもありますのでそちらを服用するのも予防になります。
当院では栄養指導も行っておりますのでお困りの方はぜひご相談ください!