肉離れ
肉離れ
✔スポーツ中に急に足が痛くなった
✔ダッシュをした際に筋肉を痛めた
✔急に動き出したときに足に痛みが出た
肉離れの正式名称は筋挫傷と言います。スポーツを行っている中で急に無理な動作をした場合などに発生する筋膜や筋線維の損傷、断裂を表します。
筋肉が裂けたり切れたりすることを筋断裂と言いますが、筋断裂のうちの範囲が部分的なものを一般的に肉離れと呼びます。
肉離れを発症すると患部に激痛が走り、それ以上の運動が困難になってきます。
痛みのある部位に変色やくぼみなどがみられる場合があります。
肉離れは筋肉の強い収縮とともに、逆に強く引き伸ばされるような方向の力が加わったときに起こりやすいと考えられています。
肉離れは、急なダッシュやジャンプなど、急激に筋肉への負荷がかかってしまう動作に筋肉が対応できない場合に起こります。瞬発的に筋肉に強い負荷がかかり、その負荷に筋肉が耐えられなくなった時に、筋肉の一部が切れたり、裂けてしまったりするのです。
スポーツをしている時に限らず、筋肉が疲れていたり、弱っていたりすると、ちょっとした運動や日常の何気ない動作でも、肉離れになることがあります。
成長期の若い人やスポーツ選手は、大腿二頭筋、大腿四頭筋、ハムストリングスが肉離れになることが多く、中高年になると腓腹筋の肉離れが多くみられます。
肉離れの治療は、安静と固定が基本となります。肉離れというのは、本来ひとつにまとまっていた筋繊維が無理な力がかかったせいで部分断裂した状態です。つまり、基本的には切り傷や裂傷と同じなのです。切り傷が出来た場合は、そのまま放置しておくよりも、切れた箇所の皮膚を寄せ合い、固定しておく方が早くくっ付いて治癒していきます。
肉離れによって壊れた筋肉の繊維も、固定することで修復します。そのため2〜3週間は患部を固定し、組織の修復を推進するのですが、組織は修復過程で収縮してしまうので、元の組織の状態に戻すには、収縮した組織を引き延ばすことも必要になります。
当院では修復の手助けをする施術をすることや、血行を良くすることによって損傷部位を再生するために、裂けてしまった患部に栄養を届ける姿勢・関節の動かし方・歩き方の指導などを行い、早期回復を促していきます。
肉離れを起こしてから完治するまでは、一般的には約3〜5週間かかると言われています。
あそびゴコロでも急性期から処置できますので肉離れを起こした際はご来院くださいね。